小さな小さな愛の歌

永遠にさざめく光のあなたへ

2024-01-01から1年間の記事一覧

地球のみなさまへ(7月24日)

私は知っています。みなさまがそれぞれの人生を懸命に生きていらっしゃることを知っています。 誰しも苦しみもがき、どこか区切られたような孤独感に押しつぶされそうになりながらも、一歩外へ出てしまえば、どこまでも大丈夫なように生きておられることを知…

愛する地球のみなさまへ

この世界の人生という夢は いつか終わりを迎えます この世界での役は いつか手放す時がきます 何も持たず誰でもない ただの光として空に帰る時に 微笑むことのできるような そんな人生を歩むことができていますか 天国へと繋がるような感情も 地獄へと繋がる…

小さな詩の物語

宇宙は喜劇 満点の星空から 散らばった 永遠の名前を 愛と言います 忘却から始まる 人生の中で あなたは 心の名前を探していました 生きれば生きるほどに 遠ざかっていく その名前を 探し続けていました 宇宙は呼びます あなたの名前を まるで鼓動しか なか…

小さな詩の物語

地上に降り注ぐ 温かな眼差しに 添えられた手紙を 今あなたに届けます 二度と会えない そんなお別れをしたことなど ありませんでした 命の美しさを 讃え合える 私たちであれたなら さようならよりも またねが似合う 私たちであれたなら 悲しみ一つ 減るでし…

小さな詩の物語

あなたの光は 目を覚ましたくて あなたの世界を 暗くしました 呼ばれるように 向かった先で あなたはあなたを 待っていました 生まれてきたのなら この場所へ 空で歌っていた 愛のままに ここで 愛を歌えたら それでよかった 空で愛した 愛のままに 目の前の…

小さな詩の物語

一人一人が作り出す それは小さな天国でした 合言葉は ありがとう 今日も愛しています 少し早く 帰ったあなたへ 眺めていてください この地上の 小さな小さな天国を あなたは笑っています 涙も流れるけれど 変わらない その優しい瞳で 眺めていてください 蕾…

小さな詩の物語

どんなに暗く 染めてしまったのだとしても また飛んでいい空があります あの空は 永遠に開き続ける 私たちの故郷 だから また飛んでいいんだよ 羽を隠し続けないで 優しさを仕舞い続けないで 暗くなる そのたびに 変わらずに 愛されていることを 知れたらい…

小さな詩の物語

あなたは完璧です そんなわけないと あなたは言うけれど あなたは その光のままに 完璧でした あなたの在処を 聞いてくれますか あなたは その愛のままに 完璧です 今までも これからも 美しいままです 永遠という言葉では 少し短すぎるくらいに あなたは笑…

天使

心は花園 その中で 終えるいつかは その中で 誰にも見えない その場所を 飾り続けた花園は 色とりどりの 花に囲まれ 歌う小鳥と 夢を見ました 地上に生まれて 知りました こんなにも綺麗だったのは 心一つと知りました

小さな詩の物語

小さな箱庭 ありがとうが舞い散って また贈り物が届きます 次の日には眠っていた 白い花はいつまでも 幸せそうに飛んでいました 会いにきました 触れるように 降りてきました 愛が形を持つ この世界を 受け取ってください あなたの優しさは 羽のようでした

小さな詩の物語

泡のような月を 忘れてしまう頃には 幸せなアネモネを 思い出します 逆さまのユートピア 地上はいつも 逆さまのままで 何度生まれ変わっても 偽りの宝石は 最初に輝いてみえました もう空の上で 泣かないでください あなたの心は 永遠の宝石を 知っています

小さな詩の物語

愛したままに 愛した空が ありました 地上では いつかいつかと 使わずにいる 優しい心がありました 明日はなく 心を使わなかった 今日があります その心はいつの日か 永遠になりました 使ってください 今日の中で 明日の人生など まるでないかのように 最初…

小さな詩の物語

光の姿 あなたが覚めれば 救える世界が また一つ どの時代も あなたは あなたの愛で 世界を照らして行きました 苦しみも 悲しみも 光に込めていけたなら それが光になるのなら どんなに暗い地上でも あなたは救われていくでしょう

小さな詩の物語

空を見つめれば 人生の最後が わかるような気がしました 愛しています その言葉の通りに ちゃんと覚えている愛を 使わずに帰れる空は ありません あなたが願った もう一度の人生が 今ここにあるのなら 大切なものをまた 愛することができます

小さな詩の物語

色が褪せていく紫陽花を 柔らかな三日月が見送りました 目の前に広がる影の中で 光になっていけますか 柔らかな香りと共に 綺麗な月が微笑みました 静かな夜のことでした

小さな詩の物語

夢だから 暗くて 夢だから どこまで行っても 何もなくて 光り方を 忘れてしまった人のために 太陽は昇ります あなたはいつか 太陽になります あなたはいつか 月になります やっぱりこの世界には 星が宿っています

小さな詩の物語

影があまりにも 濃くなってしまったので 光は泳ぐように 居場所を教えてくれました 時に悲しい時は 宇宙で一人 光ってみるのもいい 夜空から見た 地上もまた 夜空のようでした 全ての物語は 幸せな終わりへと 向かっています

小さな詩の物語

クレマチス 海の中で 泳ぐことも ままならない姿で それでも 生きていきますか クレマチス 海の中で 泳ぐことも ままならない姿で それでも 愛していきますか クレマチス 最後に映した 景色だけを 思い出にして それでも あなたが生きた海は 綺麗でしたか

小さな詩の物語

最後に一つ 心を光らせ それだけを抱えて 向かった空は 優しさだけが光る空 優しく生きたその先で 大きく羽ばたいた 光の命は 空の夢を見ていました 全ての人生の その先にある 空の世界を 想像することは できますか あなたは 生まれる前に決めてきた 帰り…

小さな詩の物語

この夢を 愛した夢へと 塗り替えて 優しい記憶に 花々は寄り添いました とても大切なものを 息をするように 手放してしまうから 枯らしてしまった空の色を 花々は奏で続けます ここからは一緒に 歩いて行きます 空の色が枯れてしまう時には 私たちを見てくだ…

小さな詩の物語

この宇宙は 香りになっていきます あなたは誰かのために 愛を演じます その愛の中で あなたが思うあなたが 消えてしまっても 宇宙には 香りが残ります とても綺麗です たとえ自分がいなくても この宇宙は とても綺麗です

小さな詩の物語

今日は満ちていきます 愛すること以上の 理由がない命は 今日もここで 生きていました あなたはただ あなたの声で あなたはただ あなたの愛で あなたはただ 湧き上がってやまない あなたのままに 愛してください

小さな詩の物語

掴めるものは消えるもの そう思っていたけれど 消えてしまうのは自分の方 触れていました ずっと触れたかったものに 触れるように 少しずつ消えていく体が 伝え続けていた言葉 人に生まれることは あなたが願い続けた実りです 地上の涙に 愛していますと伝え…

小さな詩の物語

光が溶かしていきます あまりにも固い夢を まるで体などないかのように 生きてみれば 愛してしかいない自分に 出会います 生まれた自分 その奥で もう一つ産声が鳴りました 体を持って 息をして 生きて生きて 生きてみたかったのは 光の方の自分です

小さな詩の物語

目に見える形を持った世界 別々に見えた輪郭線 なのに少し深く 潜った先で感じられる この繋がりは何でしょうか いつだってこの星は新しく 忘れても忘れても 光り続けています あなたは愛を 話すことができます それはあなたが作った 天国でした

小さな詩の物語

体の中に光が一つありました 宇宙を旅する光です 傷はつきもの その度に愛は大きくなりました 体にしばらく宿っては また宇宙を旅する光です 今全ての光を入れ替えたなら あなたはあなたの在処を 知るでしょう 何度誰かに生まれても 宇宙を旅する光です 地球…

小さな詩の物語

昨日まではこの地上にあった命 昨日まではこの地上になかった命 一瞬の出来事で 一つの星が消えてしまうことを 伝えるために その出来事を起こすことなど させないでください 悲しい過去は 私たちの心にあります 愛なき世界は 宇宙で息はできません 地球のた…

小さな詩の物語

この足元 この世界の全てを支える この地球の奥深くには 誰がいますか この地球を回す その始まりには 誰がいますか 地球に支えられ 空に見守られ 宇宙に包まれる この命は あなたの命は 愛以外の 何かでしたか

小さな詩の物語

心に咲いた花は 風でそよいでしまうくらい 心に咲いた花は ふとしたことで 忘れてしまうくらい 今はまだ ごめんなさいと言うように それでも一つ愛するように 上手く生きられず それでも一つ愛するように そんな日々を綴った先には とても愛した人生がありま…

小さな詩の物語

海になってしまった 人魚姫 空になってしまった マリーゴールド もうあなたは形なきもの とても大きなものになる その狭間で少しだけ とても小さなものになります 光が泳いでいくのは とても大きな海の中 光が飛んでいくのは とても大きな空の上 それすらも…