小さな小さな愛の歌

永遠にさざめく光のあなたへ

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな詩の物語(6月29日)

宇宙に重ねられた時間は 一つの星のようでした いくつ生まれたのか そんなこともわからないほど 遠い場所から 今を見つめたことは ありませんでした 夢は涙に魅せられて 夢は笑顔になりました 戸惑う日々の中では いつかの星を作っていました

小さな詩の物語(6月27日)

何も聞こえない世界では 愛が響いていました 何も見えない世界では 愛が輝いていました

小さな詩の物語(6月25日)

光の自分に出会わなければ 息はできても息ができない日々が 続いていきますか 舞台に幕が降りる頃 何を演じることもなく 息をするあなたがきっと、光り

小さな詩の物語(6月23日)

春でも夏でもない時に 赤でも青でもない色で 曖昧に咲く花も宇宙でした

小さな詩の物語(6月21日)

その花は あなたに寄り添い続けました その花はあなたでした

小さな詩の物語(6月19日)

光り続けた蛍は 今日の中で 夢を終わらせました 眠る前には 愛したことを 思い出しました

小さな詩の物語(6月17日)

オルゴールを回したその日は 産声が鳴ります どれだけの記憶のために 夢が始まりそして閉じるのかを 自分自身は知っています 始まることも閉じることも 全てを描き切って 回り巡り感情を散りばめ 最後には幸せを記してきました いつかの自分は それを初めて…

小さな詩の物語(6月15日)

いつかは終わる人生だから 選んだ苦しみがありました 今にささやかな花を咲かせ 時は必ず満ちて行きました 苦しみを受け入れながらも 愛していくことは光でした

小さな詩の物語(6月13日)

消えない世界を知りました 消えない宇宙を知りました まるで青いこの星で

小さな詩の物語(6月11日)

毎日を生きていくということ 今日を生きていくということ この世界で生きていくということ この宇宙で生きていくということ その全てが星のように美しいということ

小さな詩の物語(6月9日)

深い深い夜の中 小さなお庭にやってきたのは 目には見えない雫の妖精 右も左もわからない命は その日に愛を知りました 涙はあなたがくれた愛 優しさが雨となるように この夢の中 少しの愛を届けるために 今日も目を覚ますこと 朝が来るたびに思います 雫が奏…

小さな詩の物語(6月7日)

宇宙があって 地球があって 星が散らばって 朝が来て 夜が来ます そんなことが いつまでも続いていくと 思ってしまうことが あなたがくれた愛でした

小さな詩の物語(6月5日)

空を仰ぎなさいと言うように 木はいつも少し高くで待っています 苦しみを瞳が見つめ続けてしまえば まるでその苦しみしかないかのように 時は止まってしまうから 空を仰ぎなさいと言うように 木はいつも少し高くで待っています あなたと今日を少しだけ 空へ…

小さな詩の物語(6月3日)

その扉を開けた先には 心安らぐ世界がありました 華やかではないけれど 植物と愛を贈り合う 優しい時間がありました 誰でもない自分と消えない心が 帰る場所を教えてくれます 人生のずっと前とこの少し先で ふるさとを想う眠りの中で 大切なものを拾います …

小さな詩の物語(6月1日)

小鳥は空へと帰る準備を始めました 羽を綺麗に手入れして 整えたお家に花を一つ置きました そして深くお辞儀をして 幸せそうに飛び立ちました 一輪の花のような夢でした