小さな小さな愛の歌

永遠にさざめく光のあなたへ

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな詩の物語

行く宛てもないポーチュラカ 空から降ってしまったのなら このひと時を空のように このひと時を星のように 花の音色を見つけたことを どこまでも静かな心に隠して 悲しみだけで終わる全てなら この心はこんなにも 光らなかったでしょう

小さな詩の物語

眠る前の一瞬が 永遠となる時に 抱えきれないくらいの ありがとうを持って 愛を数えてみる空へ 永遠の宇宙の中で 永遠という時間の中で 夢に飛び込んだことを 忘れてしまっても ふとした時に溢れた愛は 目に映る全てを超えて 夢の始まりを覚えているようでし…

小さな詩の物語

いつか星になってしまう物語の中で あなたは光でした それぞれの輪郭線が 少しずつ薄くなるように 目に見える名前の中に 本当は誰が入っているのかを 紐解いていきます あなたの中に 本当は誰が入っているのかを 愛することで伝えてください いつか星になっ…

小さな詩の物語

初めて生まれたように生きて 初めて散るように帰ります まるで初めて泣くように まるで初めて苦しみを知るように 地上の暗闇は初めてのように 光を飲み込んでいくけれど この世界に生まれるずっと前から 愛され続けていたことを そして今も愛され続けている…

小さな詩の物語

願いを持って 未来を手放して 今日に潜って そんな姿が 空から見ると 花火のようで 今日はやっぱり シャボン玉だけれど 誰かのための 贈り物のような人生は 今日のシャボン玉に 込めた想いは いつの日か 宇宙で光り続ける 幸せの涙になりました あなたは幸せ…

小さな詩の物語

花はその姿の奥で微笑みました 揺れていたのは心の波で 寄せては引いて 本当の姿を見せてくれました 誰の目にも映らない だからとても大切で そんな場所に あなたを置いてください 揺れて泣いて 寄せては引いて 心は在るべき場所へと戻ります 透明な世界に一…

小さな詩の物語

不器用な積み木が うれしいと言うから また今日を重ねました この人生が花にならなくても それは花でした またもう一度と ページをめくったこと 失敗で真っ黒な景色の先に 次の章を記したこと たどり着いた場所よりも 重ね続けた足跡が いつまでも光り続ける…

小さな詩の物語

振り返れば たどたどしくも残した愛が 歩いてきた道をささやかに彩り せめて一つ そんな一輪の花でさえ 消えていないことを知りました 振り返れば花束のように 手にしたはずの全ては消え 残ったものは愛一つ この宇宙には愛しか残らないけれど 振り返った道…

小さな詩の物語

何に触れたくて この地に降りたのかを 空に触れる前に もう一度繰り返します この名前もこの体も もう繰り返すことはないけれど 触れたいものに 触れたい理由が いつまでも消えない 空があります

一日一愛(7月23日)

みなさんはこの人生を終えた後の霊界で過ごす感覚を今ここで感じることはできますか。何もなく分け隔てもなく全てが一つのエネルギー空間の中で、自分のエネルギーを感じ続ける世界です。その感覚は物質で得られる幸福の感覚とは桁違いに幸せなものです。初…

小さな詩の物語(7月21日)

雨宿りをしている蝶々 次の晴れ間には あの花のところへ 愛することは とても幸せなこと 何度生まれ変わっても 愛することは やっぱりとても幸せなこと 気づけば いつの間にか また大切に持っています 愛することは とても幸せなこと

小さな詩の物語(7月19日)

歩いていくあなた 守られ続けたこの命 目に映らないものは 空っぽでしょうか 宇宙の宝石を そんなにも綺麗に 輝かせながらも 目に映らないものは 空っぽでしょうか 命はとても美しいです あなたのことです

小さな詩の物語(7月17日)

生きていくあなたが夢の花 愛すること それはあなたができること 愛すること それはあなたが残したもの 今の地上へ いつかの空へ 巡るあなたは夢の花 光るあなたは永遠の花

小さな詩の物語(7月15日)

その場所で光って眠る そんな繰り返しが美しいと こぼれた花びらは伝えました 愛すれば愛するほどに 声は小さくなり そして最後には 聞こえなくなるように 足元で見つけたものは とても小さくて とても大切なものでした

小さな詩の物語(7月13日)

ぽつりぽつりと 続いていく石畳 軽やかな花は 空を見ていました 薄紫の蝶々は 今日の夜には 飛び立ちます 明日の黄色が また世界を包むから 今日という日を 染めるだけ

小さな詩の物語(7月11日)

誰に知られることもなく 咲いた花などありませんでした

小さな詩の物語(7月7日)

名もない花が芽吹く時 宇宙に星が増えました

小さな詩の物語(7月5日)

声が形になったような世界は いつの日か見えなくなりました 何かを目に映すこと 声を聞くこと 一つ一つと消える日が来ても 鼓動が鳴り続けること それぞれが選んだものを抱えて この世界で愛すること 愛し続けること 約束のように 太陽が昇りました

小さな詩の物語(7月3日)

あなたは それでも生きていきました 光の声のする方へ

小さな詩の物語(7月1日)

今の中で見た夕日 今の中で見た青空 今の中で祈ったこと いつまでも 残り続けているものは そんな心で生きたこと 白いぼんぼりが どこまでも続く 命の道の真ん中で